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「108」という数字 The Number ”one hundred eight”



気付けば2022年もあと1ヵ月となりましたね。

「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。


今年1年、あなたにとってはどんな1年でしたか?


楽しかったこと、嬉しかったこと。

嫌だったこと、悲しかったこと。


皆、それぞれ色んな出来事があったでしょう。


日々の環境で起きる出来事や変化は、

その都度ヒトの心を変化させ、様々な感情へ誘(いざな)います。


それでも、その時々の心の動きに振り回されることなく、

「一歩前へ進めた」と言える1年で締めくくりたいですね。


さて、2022年最後のSHANTI-LOTUSヨガクラスですが、

恒例となりました「108太陽礼拝」をクリスタルボウル音浴と併せて開催します。

毎年、多くの方にご参加いただいているクラスですので、

ご参加をご希望の方はお早目のご予約をお待ちしております。

シャンティロータス | shantilotus | アシュタンガヨガ | ヨガ | 鹿児島ヨガ | 鹿児島 | 鹿児島市 | 谷山

さて…

この「108太陽礼拝」ですが、

「108」という数字で日本人がピン!と頭に浮かぶのが仏教でいう「煩悩の数」ですね。


人を惑わし、悩ませる「煩悩」を、同じ数だけの太陽礼拝でスッキリとクリアにする、ということが一般的ですが…


実は「108」という数字はヨガ的にもとても意義深い数字なんです。


以下、『ヨガで象徴的な“108”には、どんな意味があるの? : yoggy magazine | オンラインヨガ・ピラティス | yoggy air(ヨギー・エアー) (studio-yoggy.com)』より抜粋。


…太陽の直径の約108倍が地球から太陽までの距離といわれていたり、古の時代から科学や哲学、占星学などの学問や宗教において、108は神秘的な数と言われてきました。 ヨガでは、太陽の輝きは人々が持っている本質の輝きに象徴され、地球から太陽までの距離は心や感情を整えていくプロセスに象徴されます。

現代では太陽の直径の約107.517倍が太陽までの距離と言われていますが、文明の発達していない何千年も前の時代にこれらのことが言及されていたのは興味深い話です。


…人は一日のうちに21,600回呼吸しているといわれています。その半分の10,800回は太陽のエネルギー、もう半分の10,800回は月のエネルギーで、その100分の1が108ですね。

インド哲学の根幹をなすウパニッシャッドも聖数の108編あるとされていますが、実はもっとたくさんあったものが編纂を繰り返されています。 シュリーマド・バガヴァタムという聖典には、『聖紐で繋れたルドラクシャ(菩提樹の実)は、108のヴェーダとみなされる』と書かれ、そこでは具体的に108という数字が出てきます。聖典に書かれたことは、悟りを開いた聖者の書いたこと、ということで、ヨガでは、注目に値する言葉です。

インドの寺院では、シヴァ神、ガネーシャ神などいわゆるヒンドゥー教の神様とは別に、太陽神、土星神など9つの惑星の神様が祀られています。占星術とはいわず、悟りに至るための学問と位置付けられているインド占星学では、12個のうち(ハウス)と9つの惑星で成り立つチャートがあり、生まれた時の惑星の配置によって運命の流れがある程度決まっているとされています。12個のハウス×9つの惑星=108 にもなります。


…などなど。


古の人々の発見と気付きは、

科学が発展した現代社会の私たちにも多大なる恩恵を与えてくれるので、本当に凄いことですよね。


そして、代表的な「太陽礼拝A(SuryaNamaskara)」の呼吸の数は…

そう!

「9(Nava)」なんですね。


インド占星学で祀る9つの惑星神と等しくなる呼吸の数で構成される太陽礼拝を、

神聖な数字「108」回実践することで…


あなたも「本当の自分(アートマン)」に気付けるかもしれません!


宗教的に聞こえるかもしれませんが…

わたしたちは宇宙と一つである、とヨガ哲学では説きます


なぜなら、わたしたち(カラダとココロ)もこの広大無辺な宇宙を構成している一部だからです。

そして、わたしたち自身も宇宙や森羅万象が起こる本源的なもの(ブラフマー)から創造されているからです。


たくさんの木々が、それぞれのプログラムで

同じ土壌から芽を出し、

幹を育て、

枝をのばし、

葉を揺らし、

果実を成すように。


わたしたち自身も含めて、

この宇宙や世界のすべては同じ土から生まれているのです。


この「108太陽礼拝」へのチャレンジが、

あなたを深淵なヨガの世界へいま一歩近づける貴重な機会とならんことを。


OM、tat sat。

(※諸説ありますが、ここでは一元論的に記載しています)

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