こんにちは。SHANTI-LOTUS daiです。
今回、Ericoと初めてのタイ王国に行ってきましたので、そのご報告。
これまでは、2017年、2018年と連続でインドネシア・バリ島にてアシュタンガヨガ最高指導位であるPrem師の下で練習してきましたが・・・
その後、例のコロナ騒動で渡航できない日々が続きました。
それでも、日々の自主練習やケンハラクマ先生などによる各種ワークショップを開催し、SHANTI-LOTUSに通う熱心な練習生の皆様と献身的にヨガの練習を続けてこれたことは、ある意味
「今」いる自分の足元を見つめ直す大切な時間だったのではないかと振り返っています。
2023年に入り、世界各国でコロナに対する制限緩和が続々と続きました。
「いよいよ機は熟したな」、と。
当初はバリに行くことも検討しましたが、
ぼくが住んでいる徳之島からの経由を考慮すればどうしても日程が合わずEricoとも協議しました。
結果、以前からInstagramで二人して見ていたタイ・バンコクにあるAshtanga yoga center of Bangkok(AYBKK)に行くことに決めました。
世界各国を旅してきたEricoにとっても、タイはほとんど経験がなく、お互い初めてのタイ行きとなりました。
仏教の国、ほほえみの国、麗しの国タイランド。
噂に違わない、敬虔で厳かな雰囲気に包まれながらも、
東南アジア独特の雑多で賑やかな街にぼくもEricoもすぐに虜になりました。
練習に通ったAYBKKでは、主宰のBoonchu、奥さんのJamsaiをはじめ、タイの熱心なAshtangi、Ashtanginiの皆さんと練習に汗を流してきました。
何より驚いたのは、その練習の質と熱量の高さ。
これまで、ぼくもEricoも色んな場所で様々な人たちと一緒に練習してきましたが、こんなに熱量あるShalaは初めてでした。
Boonchuは、かつてGurujiがご存命だった頃からマイソールへ足を運び、Gurujiから直接Autholizedを頂いている素晴らしいTeacherです。
また、奥さんのJamsaiもGurujiの孫であるSharath師よりAutholizedを頂いているこれまたすごいAshtanginiです。
お二人の練習に対する姿勢、想いは素晴らしいものがあり、
Shalaでの練習にあたっては
「水の持ち込み禁止」
「スマホの持ち込み禁止」
「香水など香りのするものは禁止」
など、アシュタンガヨガの練習に不可欠な「呼吸」「視点」「バンダ」に集中できる環境を作るためにいくつかのルールを設けており、アシュタンガヨガに取り組む姿勢をとても大切にしていました。
そうでありながらも、初日のマイソールからぼくもEricoもインターミディエイトシリーズの練習を許可して頂けるなど、状態をしっかりと見極め、容認してくれる温かさも感じられました。
(※普段どこまで練習していようと、初めてのShalaでの練習の場合はPrimary Seriesしか練習を認めないことも多く、それ以降の練習に進むためには複数回通い、了承を得なければならないことがAshtanga yogaの通例)
Boonchuは、ぼくにもEricoにも、カポタアーサナの次のスプタバジュラーサナの際にはアジャストに入ってくれて、簡単な自己紹介や、どこまで練習しているのか、など気さくに話しかけてくれました。
そして、前記の通り、通常Shalaの中はスマホ禁止のため撮影できないのですが、
たまたまBoonchuがEricoのチャクラバンダーサナをアジャストしている映像がShala受付で流されるというサプライズ。
Jamsaiから、
「Ericoが映っているよ」と声を掛けられ、
Shala受付場所だったため、タイミングよく撮影することもできました。
高温多湿なタイですが、練習では予想を超える汗をかき、終わった後はさすがに全て出し切った状態で毎日帰路についていました。
それでも、不思議と心地よく、練習の後はクリアな状態で午後から観光に繰り出していました。
「今」ここにいることの喜び。
「今」できることを真剣に真摯に取り組むことの大切さ。
「今」あることに対する感謝。
そういったことを改めて実感するヨガ修行の旅でした。
そうそう、タイのグルメはどれもこれも全て美味しかったです。
これが次の練習への活力にもなりました。
ヨガを中心に据えた日々では、
食べるものも、
感じることも、
見るものも、
全てが普段以上に自分の中に飛び込んでくる。
単純な観光を超えた喜びと素晴らしさを体験できます。
そして、アシュタンガヨガは世界共通言語。
地域や人種を問わず、
その場にいる全員が同じMethodで同じRuleで一つの目的(Samadhi)を目指して練習に励む。
こんな素敵な世界が他にあるでしょうか。
全てに感謝を捧げます。
Om.
Comments