2024年も残すところ1ヵ月とわずかになりました。
この1年間もSHANTI-LOTUSは素晴らしい練習生や足しげく通ってくださる皆様とともに素敵な時間を共有することができました。
心より感謝申し上げます。
皆さん、12月が近づくと「えっ!?もう今年も終わっちゃうじゃん」なんて思っちゃいますよね。
かくいう筆者も、この記事を作りながら独り言してました。
おそらく、この時期、全国津々浦々で同じような会話がなされていることと思います。
さて、人はなぜ年を取るたびに1年が早く過ぎると感じてしまうのでしょう?
思い返せば、子供の頃は一日一日が長く感じられ、まさに一日千秋の想いで日々を過ごしていたような気がします。
人が年を取るたびに1年を早く感じてしまう要因。
それの一つは「時間」が関係するそうです。
・・・そんなの当たり前じゃん。
そう思いますよね??
人は、社会生活に溶け込み、社会生活を営み、日々の生活を過ごしています。
「〇〇時にお買い物して…〇〇時に掃除して…〇〇時に料理して…〇〇時には寝ないと…」
これが人の社会生活、日常です。
そう、行動全てが「時間」に管理されているんです。
「時間」に管理される、拘束されていることを感じるほど、
「時間」に縛られ、早く感じてしまうのだそう。
ヨガでは、「時間」の概念はありません。
「時間」と同意義の言葉を用いるならば「変化」でしょう。
「時間」とは「変化」を指します。
この地球上にある万物は、全て刻一刻と変化しています。
私たち人間もそう、草花や動物、建築物だってそうです。
この世の中にあるものは、全て変化するのです。
その変化の過程を、人間は「時間」というモノサシで管理しているのです。
ヨガでは、時間とは変化の過程であり、人の心と同じで移ろうもの。
その移ろうものに惑わされることなく、その瞬間瞬間に集中する修練を重要とします。
このため、「今ある自分」「今の呼吸」といったものにフォーカス(ダーラナ=集中)するのです。
その瞬間のあなた自身が全てであり、
その瞬間のあなた自身が何を選択し、どう生きるか。
その大切さをヨガは教えてくれます。
さあ、2024年もあとわずか。
今、この瞬間を大切に、素晴らしい変化の過程を楽しみましょう。
OM、Shantih.
wishing you well
SHANTI-LOTUS dai
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